名古屋学院大学では、12月7日(水)に「法学部ゼミ研究発表会」が開催され、2年生ゼミ・3年生ゼミから計6ゼミが参加しました。
この研究発表会は、まず共通課題が設定され、次いでその課題に対して各ゼミが専攻分野の特長を生かして検討を加えるというものです。
昨年度と同様に、今年も2年生のゼミで参加させていただきました。
今年の共通課題は「環境問題に関する法と政治」でしたので、当ゼミでは刑事法の観点から環境問題を考えることにしました(簡単にいうと、いわゆる環境刑法の切り口です)。
2年生ということで、まさにいま刑法各論を履修中という段階ですので、環境刑法を扱うことにはかなり戸惑いと難しさがあったかと思います。
しかし、2年ゼミのメンバーは、サブゼミをしたり、教室を借りて予行演習をしたりして、本番でもしっかりと報告をしてくれました。自分は、本番も見ていただけですが、素直に良かったと思いますし、本当に嬉しかったです。
今回は、環境刑法の基礎知識の理解と各論的な問題意識の設定に重点を置きましたので、今後さらに課題解決に向けた興味をもっていただければと思います。