担当の前川です。
1月30日に、3・4年ゼミのメンバーで、豊田市浄水町にある愛知少年院の見学に行かせていただきました。
全体の流れとしては、まずニュース番組で愛知少年院の取り組みが紹介された部分を視聴し、院長のお話をうかがった後に、施設内を見学し、最後に質疑応答をするというものでした。
「少年院と刑務所はどう違うの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
刑務所が犯罪の責任を問われ、刑罰を受ける施設なのに対して、少年院は矯正教育・更生が目的の施設です。目的が大きく異なるためか、塀や指導のための設備なども刑務所とは異なっていました。
施設内の見学では、陶芸品や和紙を作る場所を見学させていただきました。しかし、陶芸品や和紙を作る技術を磨くことよりも、仕事において必要な根気や基本に忠実であることを学んでもらうことが主目的だとのことです。
こうした場所は、てっきりそういう道に進んでもらうためにあると思っていたので、大きな発見でした。
私は成人に達しているので少年院に入ることはありませんが、今回の経験を今後何かに生かしていけたらと思います。