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愛知少年院見学

小塩
7 日前
読了時間: 3分

 9月9日(水)に、愛知少年院を見学させていただきました。日頃見ることのできない少年院の施設や、現状をうかがうことができ、とても有意義な経験をさせていただきました。


 愛知少年院は愛知県豊田市にあり、その沿革として、昭和24年6月に愛知少年刑務所の設置・特別少年院の併設が行われ、昭和28年4月には愛知少年刑務所が廃庁となり愛知少年院として独立。その後の平成27年6月の少年院法改正により第1種少年院に指定され、社会適応課程Ⅱ、支援教育課程Ⅱを備えた施設となり、またその後の令和4年4月の少年院法改正により第5種少年院の指定が追加となり、保護観察復帰指導課程Ⅰ及びⅡが併設となりました。第5種少年院とは、特定少年(18、19歳)のうち、2年間の保護観察処分について、遵守事項違反により少年院に送致となった少年の入る少年院であり、愛知少年院は日本で3例目の第5種少年院であるということを教えていただきました。また愛知少年刑務所の設置・特別少年院の併設が行われるより以前の昭和20年4月では、この地は旧名古屋海軍航空基地であり、ここから神風特攻隊(草なぎ隊)が出撃していました。当時あったことなどを伝えるべく、愛知少年院内にはこのことに関する資料等も掲示されていました。



 13:00ごろに浄水駅に集合し、10分ほど歩き少年院に向かいました。少年院のすぐ近くには官舎があり、少年院内で問題が起こり警報が鳴った際はすぐに向かわないといけないなどの大変な部分もありますが、家賃が無料であるなどの福利厚生が充実しているという点を教えていただきました。


 ほかにも、定員・在院期間などについて様々なお話を聞くことができました。定員についてでは、本来、愛知少年院の定員は60名であるところ、見学時には82名を収容しており、収容率が130%を超えていたり、在院期間については平均の在院期間は約1年だがそれより長期になることもあるなどの詳しいお話を聞くことができました。


 その後は、少年院内の設備を見学させていただきました。陶芸品や和紙を作るための教室であったり、在院している方たちが作成した展示物、実際の少年院の居室であったりを見学させていただきました。陶芸等を行った際に、何か持ち出したりしていないかをチェックするための金属探知機なども設置されていました。ほかにも、内装は見ることはできませんでしたが、自傷行為等がある人の安全を確保するための保護室も設置されていました。


 設備見学の後、2班に分かれそれぞれ職員さんと様々なことについて質疑応答など、お話させていただきました。「少年院に入ってくる子の生育歴を見ると、養育環境が大切。ちゃんとした働きかけを親がしていたかによって変わってくる。」というお話を聞き、とても考えさせられるものがありました。ほかにも、出院後の帰住先についてもお話を聞くことができました。親族以外にも、グループホームや住み込みで働けるところを帰住先とする人が増えているそうです。


 今回の見学を通し、改めて少年院の役割やどのようなことを行っているかを深く知り、様々な経験をさせていただくことができました。引率していただいた萩野先生、愛知少年院の職員の方々に大変お世話になりました。貴重な経験をありがとうございました。


 解散直前に、萩野先生が近くのコンビニで好きなもの1品をごちそうしてくれました!お昼ご飯を食べていなかったので、ごちそうしていただいたおにぎりがとても沁みました!



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